現金でも安全とは言い切れない
銀行に預ければ銀行が倒産するかもしれませんし、株や金などに投資したら価格が暴落するかもしれない、世の中は諸行無常であり、何をやっても常にリスクはあるということです。日本人は、リスクをとるのが怖いので投資はしない、定期預金大好き、現金大好きとよく言われています。でも、そんな現金もリスクがゼロであるわけではないということを教えてくれるのがこのインドのニュースです。
「そんなとんでもないことが起こるのはインドだから」とたかをくくっているみなさん、日本でも1946年2月に「政府が突然、ラジオ放送で預金封鎖を発表。同時に、手元に隠し持つことを防ぐため、当時使用されていた紙幣は2週間後に失効する」なんてことがあったんですよ。(森山たつを)