インドで突然お金が紙くずに 他国のことと笑えない歴史も

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現金でも安全とは言い切れない

   銀行に預ければ銀行が倒産するかもしれませんし、株や金などに投資したら価格が暴落するかもしれない、世の中は諸行無常であり、何をやっても常にリスクはあるということです。日本人は、リスクをとるのが怖いので投資はしない、定期預金大好き、現金大好きとよく言われています。でも、そんな現金もリスクがゼロであるわけではないということを教えてくれるのがこのインドのニュースです。

   「そんなとんでもないことが起こるのはインドだから」とたかをくくっているみなさん、日本でも1946年2月に「政府が突然、ラジオ放送で預金封鎖を発表。同時に、手元に隠し持つことを防ぐため、当時使用されていた紙幣は2週間後に失効する」なんてことがあったんですよ。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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