米大統領選挙を翌週に控え、「トランプ・リスク」や「メール問題」などをめぐって相場が上下した。早稲田YTは、判断材料に乏しい中、市場動向などを見ながら手堅く前進。ショートに徹した明治NSも週トータルでまずまずの利益を確保し、早稲田を逆転した。2016年11月8日(米国時間)に行われる大統領選挙本番を控え、身構える両君である。
米大統領選の行方を気にしながら(早稲田)
10月31日(月)
この日は判断材料に乏しかった。FBIがメール問題で民主党候補のヒラリー・クリントン氏への調査を再開するとの報道が出たため、大統領選の結果に対しての不安が高まると予想し、円高ドル安が進むと予想した。結果予想通り推移し、利益を出すことができた。
1ドル104.67円で売り、1ドル104.56円で買った。
1438.82円が1449.65円になった。
11月2日(水)
この日は大統領選への不透明感から、欧州株とニューヨークダウ先物が全面安になっており、米10年債の利回りも低下していた。また、10月全米雇用報告の数字も予想より悪かった。以上より、円買いが進み円高ドル安と予想した。予想通り円高が進み、103円台まで下落した。
1ドル103.78円で売り、1ドル103.56円で買った。
1449.65円が1471.47円になった。
いよいよ大統領選が行われる。結果によっては相場が大荒れすることもあるのできちんと見極めていきたい。(早稲田YT)
先週からの損益 +32.65円
現在 1471.47円