明治NSが好調。米の消費指数、英中央銀行総裁コメントなどを材料に勝負し、久しぶりに大きくゲインした。一方早稲田YTは、米GDP速報値や日経平均の上昇を見てドル高を予想したが、なぜか相場は急落。原因を追究すると、FBIがクリントン氏への調査を再開したと報じられ、投資家が嫌気したと判明した。早稲田は小幅な前進にとどまった。
読者に伝わりにくいと反省(明治)
10月24日(月)
(1)22:52 104.090 ロング
10月の米製造業PMIが53.2(予想51.5、前回51.5)と好調な数字を出した。これは昨年10月以来の高水準であり、これを受けて103.9台から104.3までドル買いが進んだ。大きく上がってきたところを、その勢いに乗ってドル買い。
10月25日(火)
(2)00:40 104.198 決済
勢いよく上がったが、この時間帯になって上げが鈍くなってきた。逆指値で相場を追っていた結果、高値近くで決済できた。ポジションを減らしていたので損益は小さく+10.84円。
10月26日(水)
(3)00:20 104.518 ショート
米10月消費者信頼感指数が発表された。結果は98.6(予想101.5)を大きく下回り、その後、英中銀のカーニー総裁が「量的緩和の副作用を意識」と述べたうえ、「間違えなく最近のポンド安を考慮に入れる」と発言したことをうけて、ポンド高・ドル安が勢いに乗った。これを受けて対円でもドル売りが発生し、大きめの下降トレンドが起こっていた。この勢いに乗じてショート。
(4)07:46 104.182 決済
予想通り、その流れでドル安が大きく進んだ。とりあえずドル売りは一服していたので、ここで利確した。損益は84.125円と久しぶりの大きな利益だった。
(5)10:19 104.263 ロング
大きく下がったのち、反発の兆しをみせていたのでロングした。
(6)10:54 104.320 決済
予想通り反発した。逆指値で追っていたところ、注文にかかる。損益は+15.960円。
(7)15:37 104.118 ショート
上げ渋ってから、下がり始めていたので、ここでショートしてみた。
(8)15:46 104.150 決済
予想通りには行かず、損切り用に入れていた逆指値注文にかかる。損益は-9.128円。
10月27日(木)
(9)23:00 104.907 ロング
緩やかな上昇トレンドが起こっていて、米の新規保険申請件数、中古住宅販売保留件数指数は予想以下であったが、許容範囲に収まっていたことから、大きく下がっていくことはないと予想し、ここでロングした。
(10)23:46 104.920 決済
これも同様に逆指値で追っていった結果、損益+3.175円。
10月28日(金)
(11)16:14 105.293 ショート
(12)16:34 105.270 決済
相場にあまり変動が見られないなか、これもほぼ同様にトレード。損益は+6.44円。
(13)16:43 105.240 ショート
(14)17:30 105.300 決済
上述同様である。損益は-17.88円。
今週はチャートの形(テクニカル)を使ったトレードが多かったが、これは読者の皆様に伝わりにくいので少し反省。(明治NS)
先週からの損益 +93.53円
現在 1394.20円
まさか105円台まで行くとは(早稲田)
10月27日(木)
米10年国債利回りが上昇したことや、米9月中古住宅販売成約指数が予想値を上回る良い数字であったことから、ドル高円安が進むと予想した。結果、ドル高が進み1ドル105円台まで円安が進んだ。まさか105円台まで上昇するとは思わなかったため、104円台後半で売ってしまった。
1ドル104.65円で買い、1ドル104.89円で売った。
1433.48円が1457.76円になった。
10月28日(金)
米国の7月から9月期のGDP速報値が発表され、予想を上回る良い数字であったことや、この日の日経平均株価が大幅に上昇していたことから、ドル高円安が進むと予想した。実際に105円台半ばまで円安が進んだものの、その後なぜか急に104円台まで下落した。その時は原因が分からなかったが、後で調べたところ、FBIがヒラリー・クリントン氏への調査を再開したとのニュース速報が出され、それに投資家が嫌気をさしたということが分かった。(早稲田YT)
1ドル105.34円で買い、1ドル105.15円で売った。
1457.76円が1438.82円になった。
先週からの損益 +5.34円
現在 1438.82円