「敬老の日」や「体育の日」の3連休、「秋分の日」「文化の日」「勤労感謝の日」の祝日など、連休・祝日が多い2016年の秋シーズン。趣味やレジャーを楽しむには絶好の機会だが、ワーキングマザーにとっては少々頭が痛い。
なぜかといえば、「頼みの綱」である保育園が休みになるためだ。
「草原があるといいのに」
ツイッターを見てみると、
「とりあえず落ち着いて子供達と遊んでこよ......次男が三日間保育園休んで3連休だから7日のうち1日しか落ち着いて原稿できてなくて、夜中うなされる子供に付き合ってたら時間の感覚なくなるしいろいろやばいけど私は元気ですタブン」(漫画家・みやびあきのさんのツイッター)
「なんか今週3連休らしいんだけど次男が2日間保育園休んだから1週間7日間あるとしたら2日間しか仕事できない計算」
「土日月火と4連休だけど土日祝は第一子も第二子も家にいて一切仕事できないので気が休まるヒマがない」
「あぁああ、また連休だ...orz 赤ちゃんのお世話は平日も休日も変わらないが、上の子は保育園が休みだと体力が有り余ってしまうようで。どうやって疲れさせようか、頭を悩ます。放し飼いにできる草原とかあれば良いのに!」
世の中が休みに浮かれるなか、子どものあり余る元気をもてあます様子が見てとれる。
なかには「連休明けがつらい」と率直なツイッターも。
「連休明け、旅行明けの今日は案の定だけど、保育園に一歩入った瞬間から娘号泣。私にしがみついてイヤイヤ泣いてる娘はかわいいけど、ほんとしんどい」
「飛び石連休だと、保育園も大変そう。月曜日の子ども達のイヤイヤモードが、また繰り返されるから。保育士さんたち、ごくろうさまです。いつも、ありがとうございます」
このように休日明けは保育園でぐずる子どもを見るのが切ない、という声もあがっていた。
非リア充泣かせの3連休
そんなワーキングマザーにとってはむしろ朗報(!?)といえるのだろうか、「2017年は実質的に祝日が減る」というニュースも話題になっている。
2017年は祝日が土曜日に重なる日が4日ある。2016年は、ハッピーマンデーを含め、祝日が効いて平日が休みになった日が16日間あったが、2017年は12日間になる計算だ。
めぐりあわせで2016年のクリスマスは3連休。こちらについてはワーキングマザーではなく、非リア充の人たちが心ざわついている様子。
「クリスマス三連休とかなにか。非リアへの当てつけか? え? こら。暦までもがリア充の味方となるのであろう死んでしまえ嗚呼」
「今年のクリスマスは3連休に絡むらしいので職場には金なら払うから全日出勤にしてくれと頼んであります」
「『クリスマスのない国』を検索。サウジアラビアがヒット。『サウジアラビア 旅行』で検索。結果→『世界一入国が厳しい国』。逃げ場ない。世界狭い。部屋こもろ」
ご覧のように悲痛なつぶやきがあふれている。連休を素直に喜べる人は幸いなるかな。(KM)