お天気確認が意外と面倒
「どのくらい大変か」と尋ねていることもあってか、やはり「キツいぞ」とおどかす声がいくつも。
「雨の日・暑い日・寒い日・風の強い日など天気に左右される事と、お付き合いなどでアルコールを飲んだ場合は飲酒運転に成るため手押しと成ります」
「仕事で重荷になるくらいストレスが溜まったときに雨に降られてびしょぬれで帰宅となったら辛いものがある」
「主人は挫折してやめました。夏は汗だくで出勤し、汗拭きシートで体を拭いて着替えて・・・が毎日面倒くさくなった。・雨の日は、雨具を来ても顔が濡れる。髪もフードや帽子をかぶればぺたっとする。(夏の雨の日は雨具で蒸れる)・雪が降った日は乗れない・着替えの分の荷物が増える・毎日、朝と夜の天気を確認するのが面倒になった などの理由で続かなくなりました」
回答を受け、「最終的に不安が勝ってしまった」という投稿者。当面は自転車通勤を見合わせることにし、
「まずは短い短距離から慣らしていき、夏冬雨風を経験してみようと思います」
まずは自転車に乗る経験を増やすのが先決と考えたようだ。
システム開発・Webサイト制作を行う「ライズウィル」のスタッフブログには、システムエンジニアのリョータさんによる「自転車通勤を1年続けて気付いた5つのこと」という記事が掲載されている(2015年5月29日)。
夏の暑さや冬の寒さに加え、春も花粉症患者にとっては結構辛かったよう。「薬で抑えてても、髪や服についた花粉でくしゃみが止まらなくなることもしばしば」と、なかなかキツそうだ。
ダイエット効果に期待していたものの、「30分弱の走行、クロスバイクだと体が温まるくらいで到着してしまいます」ということで、自転車通勤だけで痩せるのは難しいらしい。
駐輪場代やメンテナンス費用がかかり、悪天候や体調不良の日は電車やバスも使うので、節約にもならなかったようだ。
デメリットが強調されているように思えるが、金曜の夜に映画館のレイトショーを観に行き、終電を気にせずに帰る、など寄り道ができるとの報告も。走ること、肌で季節の変化を感じること自体が楽しいという。
事故やパンク、交通ルールに十分注意して、比較的気候がいいこの時期に始めてみるのも、やはりアリかも。(MM)