マナー講師の私が葬儀で大失敗 くれぐれも身じたくは万全に

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真っ赤な腕時計に釘づけ

   これは参列した私の失敗談ですが、ほかにこんな経験もあります。

   私の親戚の葬儀の際に、火葬場のあるスタッフが、黒のスーツ姿に髪の毛をツンツンと立たせ、そしてなんと赤いベルトのダイバーズウォッチをしていました。これにはさすがにビックリで、私の目は真っ赤な腕時計に釘づけとなりました。斎場の上司や同僚は注意しないのでしょうか。今でも忘れられない光景です。

   会葬は突然訪れます。職場で急遽、会社関係の葬儀の受付係、斎場への案内係などの手伝いを頼まれる機会もあるでしょう。その際、上述したように、靴やベルト、ストッキング(靴下)、腕時計やアクセサリーなどの小物、そしてネイルやメイクなどを葬儀にふさわしいものにととのえるのを忘れてしまうことがあります。

   葬儀に出向く際には、身だしなみを細部までしっかりと確認してから出かけたいものです。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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