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逆求人型サイトがお勧め

   「引きこもり寸前」は、就活に限らず学生生活の行動力が一番低いグループです。就活をやっている学生もいなくはありません。ただ、それも数回エントリーをした、説明会や選考に参加したがそれだけで息切れしてしまった、という程度です。

   3グループに共通して言えるのは、これから就活への行動量を増やさなければならないことです。そのために、リクナビやマイナビなどこれまでの就活サイトだけでなく、逆求人型サイトへの登録をお勧めします。

   逆求人型の最大手である「JOBRASS(ジョブラス)」、最近急成長中の「OfferBox」、それから分野限定の「アスリート就職ナビ」、「ラガキャリ」(ラグビー部限定)、「美大芸大就活ナビ」などに登録し、利用するといいでしょう。逆求人型サイトに登録すれば企業側から選考参加のオファーが届きます。

   特に17卒採用を考えている企業は、採用予定者数がまだ到達しておらず、焦っています。何しろ、残り半年を切っています。選考オファーを出す、ということはそれだけ企業側も真剣ということです。

   逆求人型サイト以外に、各大学のキャリアセンターや新卒応援ハローワークも活用すべきです。キャリアセンターには、ピンポイントでの求人情報が飛び込んできます。新卒応援ハローワークも同様です。どちらも周回遅れの学生の対応に慣れているところが大半。臆せずに利用するといいでしょう。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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