職場に新たな愁訴「眩しい!」 サングラス作戦通じるといいが

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

VDT作業職場のルールとは

   ちなみに「JIS照度基準」では、事務所の机上の照度は750ルクス以上が推奨されているが、「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、VDT作業(パソコンのディスプレーなど表示機器を使う作業)者がいる職場については、

「ディスプレイを用いる場合のディスプレイ画面上における照度は500ルクス以下、書類上及びキーボード上における照度は300ルクス以上とすること。また、ディスプレイ画面の明るさ、書類及びキーボード面における明るさと周辺の明るさの差はなるべく小さくすること」

   との定めがある。投稿者の職場の詳細はわからないが、JIS照度基準に則った照明だとすると、投稿者の作業内容ではかなり眩しそうだ。

   ほかにも照明及び採光については、「ガイドライン」によると、

「室内は、できるだけ明暗の対照が著しくなく、かつ、まぶしさを生じさせないようにすること」
「ディスプレイ画面に直接又は間接的に太陽光等が入射する場合は、必要に応じて窓にブラインド又はカーテン等を設け、適切な明るさとなるようにすること」

との規則がある。まずは「ブラインドを閉めてはダメ」というルールの見直しが必要なようだ。(MM)

姉妹サイト