会社版「家飲み」パーティー 楽しい? 重荷? もうたくさん?

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   最近では「家飲み」の流れもあってか、ホームパーティーで社員同士の親睦を深める会社や職場も増えているようだ。一方で、和気藹々楽しく過ごすべき内輪のパーティーであれこれ失敗をしたり、参加すること自体を負担に感じている人が多い実態も見えてきた。

  • 余らせないように、不足しないように
    余らせないように、不足しないように
  • 余らせないように、不足しないように

「予定外」ありがちで

   日本にもホームパーティーカルチャーを根づかせようと活動する日本ホームパーティー協会が、日本ピクニックパーティー協会と共同で行った調査によると、食べ物や飲み物にまつわる失敗のナンバーワンは、「用意した料理が余った」の51.7%だった。ほかに「ドリンクの氷が足りなかった」33.3%、「用意した料理が足りなかった」21.7%、「盛り付けが綺麗にできなかった」21.7%、「用意したアルコールが余った(足りなかった)」26.7%など、予定外の過不足が失敗の主たる原因に挙げられた(「ホームパーティーでの失敗に関する実態調査」、調査時期:2016年8月、18?50歳代までの男女600名に対するアンケート調査)。

   また参加者を集めたものの「予定よりもお金がかかってしまった」40%、「会費を取らなかったので赤字になってしまった」25%、「一部の参加者から会費を集金できなかった」21.7%と、幹事さんが「痛い出費」をこうむるケースが多々あることも明らかに。こうした失敗を防ぐには、見た目が領収書のような体裁の「オフィスパーティー招待状」を利用するのも手だ。

   ツイッターを探ると、ホームパーティーが楽しいイベントとは限らない現実も見えてくる。

「今日は会社のホームパーティーという名の鬱イベント」
「明日は何故か、社長の自宅でのホームパーティーに誘われてしまったので行かなければならないし...行きたくない休日にまで会いたくない何より遠い...」
「きっと『あなたの事が苦手なのでプライベートまで付き合いたくありません』とか言っちゃだめなんだよね...」
「A君から『日曜日、Bちゃんちのホームパーティー行く?』って聞かれたんだけど僕はBちゃんから何も聞いてないし、なんかどう対処したらいいか分かんない。この時点でもう行きたくないけど行かなかった結果『来ればよかったのに』的な事ことを後から言われるのも嫌だし、この件知らない振りするのもイヤだし」
「昨日から原因不明の腹痛&下痢...なのにこれから旦那の会社の先輩宅でホームパーティー。会費制、参加者100人。jazzの生演奏があるとか。どんだけ富豪なんだよ。お腹痛いし遠いし自分絶対浮くし行きたくないけど、旦那に来てくれと言われ、とりあえず向かう」

   普通の飲み会ならば会社帰りの数時間で済むが、ホームパーティーとなると貴重な休日を割かなければならないことも、重荷に感じる要因かもしれない。

   先の「失敗に関する実態調査」でも、「こんなホームパーティーにはもう行きたくない」という例として、「ホストの自慢話ばかりでウンザリ」「食べ物がお菓子しかなかった」「参加費と内容が見合っていない」「集合時間に行っても準備ができていなくて手伝わされた」「内輪ネタで盛り上がって、全く他の人と馴染めなかった」といったがっかり経験が挙げられていた。

   くれぐれもホームパーティーの準備は周到に。(KM)

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