手堅く底値読み、利益出す(明治)
9月26日(月)
(1)22:41 100.223 ロング
ドル/円は最大101.079を付けたが、黒田日銀総裁の発言で少し円高が進んだ。ドイツ銀行が米国の住宅担保ローンに絡む不正販売を巡って、米司法省から140億ドル(約1兆4000億円)の支払いを求められているが、独メルケル首相が同行への公的支援の可能性を排除したと独誌が報じたことから、欧州株が下げ幅を拡大した。それによって、リスクオフからさらに円が買われた。
上記のことから大きな円買いが起こっていたが、欧州のリスクが日本株などにもたらす影響がそう大きなものになるとは思えず、最近の相場通り100円を少し超えたあたりが底値になると考えた。前回の底は100.1円であったので、その辺りでロングして、上がったら欲張らずに売ろう。
9月27日(火)
(2)11:03 100.716 決済
米大統領選の第1回テレビ討論会が実施された。クリントン候補、トランプ候補は両者ともドル安推進派であるが、「トランプリスク」という言葉がある通り、トランプ候補が優勢の場合は株安・円高が起こり、逆にクリントン候補が優勢の場合は株高・円安が発生する。
討論会ではクリントン候補の方が優勢との見方が大多数で一気にドル買いが進んだ。欲張らないようにとロング時に考えていたので、ここで決済。損益は+58.680となかなかの出来だった。
(3)21:09 100.250 ロング
日本時間の取引は終始株高方向で動いていたが、欧州時間が始まり、再びドイツ銀行に対する懸念が再燃。リスクオフから円買いが進んだが、(1)同様に100円を大きく割り込んでいくことはないだろうと思い、ロング。
9月28日(水)
(4)10:23 100.544 決済
予想通り、100.2円周辺を底として、再び上昇。欲張らずに決済。損益は+67.643.
しかしながら、その後も上昇を続け、最大100.817を付けたので少し残念。
(5)23:24 100.479 ショート
100.817から下落傾向にあったので、このまままた100円前まで行くのではと思い、ショート。ただ、そこまで自信もないので、逆指値を100.550に用意。
(6)23:29 100.553 決済
レートが同じ価格帯で上下する「レンジ相場」に入っていて、ショートから5分後には逆指値にかかってしまった。損益は-14.790円。
(7)23:47 100.580 ロング
23:30過ぎより急上昇し始めたので、そのトレンドに乗ろうとロング。上昇原因は不明。仕掛け的な動きなのか?
9月29日(木)
(8)00:09 100.687 決済
このまま追っていきたいと思ったが、値動きが激しい時に放置して寝てしまうのも危険なので、ここで決済。損益は+31.950円。
(9)10:22 101.400 ショート
原油高、株高を背景にしたリスク先行ムードが広まり、円売りドル買いが大きく起こる。急上昇をしていたが、それも上げ渋り始めた。これは米利上げや日銀追加緩和、米大統領選などマーケットテーマと言えるものでもないので、そこまで伸びていくものでもないと考えた。よって、ショート。
(10)11:11 101.340 決済
上げ渋りからすぐに落ちていくとも考えていたが、それほどまで予想が当たったわけではなかった。黒田日銀総裁がイベントで発言するとのこともあり、マーケットは期待または失望でレートのボラティリティが大きくなるのではないかとも考えられた。大学は授業中でもあり、見ていられるわけでもないので、とりあえず注文を出しておいたらかかっていた。損益は+12.000円。
その後、いつも通り黒田総裁の発言の後に円買いが発生し、クロス円レートは下がった。(明治NS)
先週からの損益 +155.48円
現在 1546.50円