名前倒れ? 効果は?
ツイッターの声を拾っていくうちに、雑誌「女性自身」の「名前はキラキラ、でも効果はなし『ヘンな安倍政策 急増中』」という記事が注目を集めていることを知った。同記事では慶應大学経済学部教授の金子勝さん(64)がプレミアムフライデーについて、
「ほんの2時間でも仕事が早く終わるのだから、サラリーマンやOLにとって、聞こえがいいでしょう。しかし現実的には、その分の仕事は、ほかの日に振り替えられるだけで、本当に楽になるわけではありません。こんな詐欺的手法を政府が率先して行うことが嘆かわしいです。それを『プレミアム(=上質・割り増し)』なんて笑っちゃうネーミングですね」
といった意見を寄せている。この記事に対し、
「普段は手に取らない雑誌だが、眺めてしまった」
という感想を漏らしたり、リツイートしたりしている人がいた。
経団連は早ければ2016年10月にもプレミアムフライデーの具体的な計画を策定する予定だというが、はたして定着するのやら。(KM)