前回、カンボジアのiPhone7販売事情をお伝えしましたが、カンボジア人は本当にiPhoneを使っているのでしょうか?
中古で200ドルといっても、月の収入が200ドル程度のカンボジア人がわざわざiPhoneを手に入れているのか。今回、路上でインタビューして聞いてみました。
携帯所有者の半数以上iPhone
日本の場合、携帯電話の出荷数量はきちんと管理されており、何が何台売れたかしっかりと把握されています。しかし、カンボジアの場合は、ほとんどの人は携帯電話を道ばたの露店みたいな店で買います。そこで売られているものは半数以上が中古。その中古品は海外から輸入されたもので、出所はよく分かりません。
従って、何がどれくらい売れているかは誰も把握しておらず、さっぱりよくわからない。道を歩いていて、「意外とiPhoneが多いなー」と感じる程度でした。
と、いうわけで、やはり、簡易的にアンケートを取ってみます。今回はプノンペン市内各所で67人に携帯を見せてもらいました(無作為に選んでいますが、母数が少ないので統計的に分析できる数字ではありません)。その結果、
iPhone 45%
Samson Galaxy 23%
その他 Android 5%
(スマホ合計 73%)
ガラケー 10%
携帯電話を持っていない 17%
でした。
日本はiPhoneの占有率が50%を超え、世界でも有数のiPhone大国となっており、今回のiPhone7でも、モバイルSuicaなど日本向けの機能が実装されました。しかし、カンボジアも地味にiPhone率が50%に近いです(携帯保有者を母数にすれば半分を超えていますね)。