私が予想する最有力案は......
さて、C案は、現行のスケジュールを2~3週間ずらしただけです。この案は今年、2018年卒採用についても結構、検討された模様です。なぜ、2月1日ではなく、10日か16日(あるいは15日)かといえば、大学によっては2月上旬まで後期試験があるためです。
中途半端ではありますが、現行スケジュールの欠点である「業界・企業研究の時間不足」を2~3週間程度ですが改善できます(その程度の延長で解消できるか、という疑問もなくはないのですが、それはさておき)。A・B・D案のように、過去の就活時期変更を進めた関係者のメンツをつぶすこともありません。
今のところ、このC案が最有力、と私は予想します。
ただ、本来は学生にとって最良の方策を考えるのが筋というもの。それで言えばA案「12月説明会‐4月面接」が一番。
優先されるのはメンツか、学生か、企業か。今後に注目です。(石渡嶺司)