職場のお菓子に知られざる闇 人間関係の機微、甘く見ないで

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そもそも配らなければいい

   折しも、発言小町では「職場でお菓子外しをするな」というトピックが問題になったばかり(2016年8月12日)。

   こちらは、お土産や取引先からもらったお菓子を、自分が嫌いな同僚を飛ばして「配りたい人にだけ」配ったところ、先輩から「配るなら全員に配って。足りないなら私はいらないから。特定の人に配らないのは『お菓子外し』といって、とても悪いことだからやめてね」と注意されたという内容だ。

   これら2つのトピックへの回答のなかには、

「そもそも配らなければいい」
「こういう面倒も起きるし、お菓子配りなんかやめよう。健康上あまり食べたくない人もいるし、本当は甘いお菓子が苦手な人もいる。手づくりお菓子はカロリー記載がないから困る」
「会社はお菓子の腕を披露する場ではない。たいていの場合、お付き合いで食べてあげているだけ」

と、つきまとう厄介さから「もうお菓子はやめよう」と呼びかける声もあった。お菓子ごときでトラブルに巻き込まれるのはたくさん、といったところか。

   ツイッターにも、

「職場に普段食べられない地方の美味しいお菓子や、食べたことのないお菓子。たくさんたくさんありがとう」

と素直に喜ぶ人がいる一方、

「休み明けにお土産のお菓子配るの面倒くさい」
「ダイエット中だから勘弁してほしい」
「職場で不倫してた人、その相手とほぼ同時期に夏季休暇申請しただけでなく、さらに2人で同じ観光地のお土産職場に持ってきたらしい」

など、心がざわついている人も少なからずいた。

   どうやらお菓子を甘く見ないほうがよさそうだ。後味悪い思いをしないよう、職場に差し入れる際にはご注意を。(KM)

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