「周囲からは変人扱い」
ただし、現実にはローマ字入力が主流であるため、
「確かに早く打てます。漢字の変換ミスも少ない。でも子どもからは化石扱い。完全にマイノリティーです。最近は家族を含めほとんどがローマ字入力なので、使う度にキーボード設定を切り替える手間が面倒です」
「カナ入力歴35年です。ただし50音の配列を覚えねばならず、タッチタイピングは小指が届きません」
「44歳、カナ入力派。数字、アルファベット混じりの文を書くとき、いちいち切り替えが必要です。周囲から変人扱いされる」
と少数派ゆえの悲哀も打ち明けられている。
実際、カナ入力のアドバンテージは大きいのだろうか。
「プロのパンチャーでしたが、腱鞘炎をきっかけにカナ入力からローマ字入力に転向しました。カナ入力はキーボードの端から端まで使い、指が疲れる」
「入力オペレーター400人規模のデータセンターを経営しているが、ローマ字派・カナ派は半々。ローマ字入力が疲れるということはなく、たいていの疲労原因はモニター画面のちらつきや作業姿勢によるもの」
といった評価もあった。
さまざまな回答に対し、投稿者は、
「仕事で文章を猛烈に打たないといけないときがあるのです。手が小さめなのでカナ入力に向かないかもしれませんが、練習したいと思います。PCを使った後はローマ字入力に戻すよう注意します」と心を動かされた様子。確かに、すでにローマ字入力ができる人なら、用途に応じた使い分けも可能かもしれない。
ちなみにこの原稿を書いている私KMもカナ入力歴27年です。(KM)