昼休み3時間の職場では
「昼休みに仕事してる人に限って勤務時間は無駄なことしている気がします」
「私は比較的、締切もタイトな技術系のため、昼休みはしっかり休まないと仕事にならない」
と突っぱね、さらに、
「ブラック企業がなくならないわけだ。こんなにたやすくタダ働きをしてもらえるのなら」
と一歩も退かない。
さて、気になるのは、冒頭で触れた3時間も昼休みがあるITベンチャーだ。昼寝をしている人と昼休みも働く人との間に、こうしたトラブルが起きていないだろうか。
ウェブマガジン「瓦版」の記事によると(2014年4月15日)、3時間の昼休み「シエスタ」を導入しているITベンチャー「HUGO」では、「用事があるなら、シエスタの時間に休まず、仕事に注力し、早めに帰ればいいだけなのである」。つまり、シエスタは「極めて合理的な就業効率最大化のための『弾力時間』」なのだそうだ。それなら、余計な摩擦など心配なさそうだ。
働き方は人それぞれ。お互いの事情を認め合うと、人間関係も少しは円滑にいくのではないか。(KM)