JR東日本が2016年秋に導入すると発表していた首都圏エリアの「駅ナンバリング」(駅番号)が、一足早く山手線の目黒駅に導入されることになった。8月20日の初電から、同駅のホームやホーム柱の駅名標に「JY22」が追加される。
他駅へは10月以降に
JR東日本が2016年4月、首都圏の276駅に駅ナンバリングを導入すると発表した際には、その目的を「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、訪日外国人旅行者の受入れ体制の強化を図るため」と説明していた。
当初は10月1日以降を予定していたが、改修工事の準備が整った山手線の目黒駅に先に導入されることになった。山手線(JY)の目黒駅(22)で「JY22」となる。今後、「JT」(東海道線)「JA」(埼京線)などアルファベット2文字による路線記号と、数字2けたの駅番号の組み合わせからなる駅ナンバリングが、路線ごとに決められた路線カラーを用いて各駅に表示される。
JR東日本によると、他駅への導入時期は当初計画どおりとなる見込みだ。「東京23区内の各駅、舞浜、三鷹、吉祥寺駅では10月1日に、その他の駅では10月以降順次、表示を開始する」(広報担当者)という。