相手企業を念頭に周到な身支度を それも大切な気配りの一つ

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好印象を与えるはず

   時には、この配慮がピンチを救ってくれることもあります。

   プレゼンの間、相手の反応がイマイチで「あぁ、ちょっとマズイかも......」と思ったら、最後に「私の思いを込めて、今日は貴社のブランドカラーで服装を揃えて参りました! ぜひよろしくお願いいたします!」などと明るく締めくくると、その場の空気が少しだけ軽くなったり、笑い声が出たり。企業主催のパーティやイベントなど、知らない方ばかりの席で、「洋服の色が会社のカラーと同じですね」と声をかけていただいたことで、親しくお話が弾んだこともありました。

   男性の場合でしたら、シャツやネクタイ、ポケットチーフが取り入れやすいアイテムでしょう。

   その企業が洋服や鞄、靴、時計など身に着ける物を販売しているのであれば、それを着用します。言葉に出さなくても、相手の方は自社への気配りを喜び、間違いなく好印象を持つはずです。会話のきっかけづくりにもなりますよね。

   くれぐれもライバル会社の商品は持参しないよう気をつけましょう。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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