ブラック企業は、なにも飲食業の中小企業などばかりじゃない。福利厚生のしっかりした大企業だってブラック企業はある。
元々、過労死事件で大問題になったのは大手広告代理店だった。どんな会社でも若者を使い捨てにする会社はブラック企業だ。
会社をとことん利用して
だから入社の時には、分からない。大喜びで入社したら表の顔はホワイトなのに裏の顔はブラックだったってことがある。
しかし敢えて言うと、どんな会社に入っても仕事が辛いのは当たり前。だから仕事が辛いのとブラックなのとは分けて考えないといけない。
ブラックは夢を与えないが、残業が多い会社であっても、将来性があったり、自分の夢が叶えられるなら(耐え甲斐があるなら)耐えてみよう。
「三日、三か月、三年」と念仏を唱えるのだ。その意味は、「三日続けば、三か月続く。三か月続けば、三年続く。三年続けば、ずっと勤務できる」という意味。こうやって耐えて我慢しているうちにノウハウや人脈が身につくだろう。
その時、思い切って転職すればいい。
最近は、入社してすぐ辞める若者が多い。これではとてももったいない。会社をとことん利用して次のステップアップに繋げるのだ。私だって銀行員生活26年の蓄積があるから作家としてやっていけるのだから。
そこで耐え方だが、じっと我慢するだけでは鬱病になってしまう。これじゃいけない。