ダメージデニム・肩だしにアウト判定 夏の通勤着にもルールあり

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どのような服装がNGか

   次に、通勤用オフィスカジュアルとして許される範囲とはどこまでか、知っておく必要があります。具体的にどのような服装がNGかを見ていきましょう。

   まず、流行りの肩だしトップス。デコルテが綺麗に見えるし、セクシーで可愛らしいので特に若い女性に大人気です。サロペットやショートパンツと合わせている方もよく見かけます。

   ですが、ショートパンツやミニスカートは通勤着としては完全にアウト。それ以外の組み合わせの場合も、肩だしトップスは通勤着としてはおススメできません。ただ、そうは言っても着たいですよね(笑)。では、会社の最寄り駅から更衣室までは上に何かを羽織ってはいかがでしょう? 暑いけれど少しの我慢。ノースリーブを着る際も同様に。

   続いて、ダメージデニム。膝や太もものあたりを敢えて破いてあるジーンズ。これも今年の流行りですが、オフィスカジュアルにおいてはデニムそのものがNG。一部にデニムや素足にサンダルまではOKという会社もありますが、ダメージデニムとミュールは避けましょう。

   ここまで読んで、「流行りのもの全部ダメなのー!」とふくれっ面の方もいらっしゃるかもしれません。分かってほしいのは、そうしたファッションは自分の「オシャレ」のためのもので「身だしなみ」ではないということです。お給料をもらっているのですから、会社が求める身だしなみをするのは当たり前。あなたの気づかぬうちに、社内の上司や先輩にチェックされています。

   「オシャレ」は休日、存分に楽しんで、通勤着は清潔感と清楚さを大切に。(篠原あかね)

篠原あかね(しのはら・あかね)
リクルートにて企業研修アシスタント、金融機関等での役員秘書を経てビジネスマナー講師として活動。2011年よりスマートコミュニケーションズ代表。ビジネスマナー、コミュニケーション、CS向上等の企業研修のほか、自身の宴会幹事経験をもとに「愛される宴会部長セミナー」も主催。著書に『宴会を制する幹事は仕事も制す。』『マンガ 黄金の接待』(監修)などがある。お客様や社内で愛されキャラになるコツを悩める社会人へ発信中。
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