インターンシップ中に現場でひやり けがしたら治療費もらえる?

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   暑い夏の真っただ中ですが、みなさん、体調のほうはいかがでしょうか。就寝中に、冷房をつけっぱなしにしてしまい、風邪を引いたりしていませんか。7月下旬といえば、学生さんは夏休み、特に就活生の方々はインターンシップに参加して、就職活動に励んでいる人も多いのではないでしょうか。

   今回はインターンシップに参加した学生さんのエピソードをもとに、「学生が職場体験中に事故に遭ってしまったら」について考えていきます。(文責:「フクロウを飼う弁護士」岩沙好幸)

  • 万一のけが、どう考えればいいのか
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事例=倉庫の見学中に崩落物、もし学生が負傷したら?

   まだまだ内定が遠い、就活生です。先日、ある会社のインターンシップに参加し、倉庫内を見学していたところ、積み上げ方が悪かったのでしょうか、突然段ボールが崩れ落ちてきました。幸い、近くに誰もいなかったので、けが人はいなかったのですが、もしインターンシップ中に今回のような事故が起きてしまい、学生がけがをしてしまった場合、学生側は治療費を請求できるのでしょうか?

岩沙好幸(いわさ・よしゆき)
弁護士(東京弁護士会所属)。慶應義塾大学経済学部卒業後、首都大学東京法科大学院から都内法律事務所を経て、アディーレ法律事務所へ入所。司法修習第63期。パワハラ・不当解雇・残業代未払いなどのいわゆる「労働問題」を主に扱う。動物が好きで、最近フクロウを飼っている。「弁護士 岩沙好幸の白黒つける労働ブログ」を更新中。編著に、労働トラブルを解説した『ブラック企業に倍返しだ! 弁護士が教える正しい闘い方』(ファミマドットコム)。
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