「ワンプッシュ」でゴキブリ退治 フマキラーが新タイプ製品

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   フマキラー(東京都千代田区)は、殺虫剤業界初となるワンプッシュ式のゴキブリ用殺虫剤「ゴキブリワンプッシュ」を2016年8月から売り出す。現在市販されている燻煙剤の20倍濃度の殺虫成分がゴキブリを瞬時に「一網打尽」と効能をうたう。店頭に並ぶのは同月8~9日の予定で、希望小売価格は1404円(税込)。

20倍濃度の薬剤で一撃必殺

早くなんとかして!
早くなんとかして!

   一般のゴキブリ用殺虫剤は、薬剤を煙状にして部屋中にまく燻煙タイプ、スプレータイプ、粘着のりによる捕獲器タイプ、ホウ酸団子などの毒餌(ベイト剤)の4タイプ。しかし、燻煙タイプは事前の準備が必要で時間がかかり、スプレータイプは油入りで部屋が汚れ、捕獲器タイプと毒餌は設置に手間がかかり見た目も悪い、とそれぞれ欠点があった。

   新商品は、それらの欠点を改善。一撃で仕留められるよう燻煙剤の濃度をこれまでの20倍にし、狭い隙間などに1度シュッと噴霧するだけで細かい粒子が隅々まで行きわたり、隠れたゴキブリ(幼虫・成虫)退治に効果を発揮するという。チャバネゴキブリやクロゴキブリだけでなく、畳や壁の隙間などに潜むトコジラミにも効果を発揮するという。

   同社の広報担当者はJ-CAST会社ウォッチの取材に、

「薬剤を吸ったゴキブリは苦しくなって隙間から這い出し、死んでしまいます。隠れたゴキブリを一網打尽にできます。『仕留めそこねて夜眠れなくなる』という心配はもうなくなり、安眠が保たれます。薬剤は細かい粒子なのでクリーンに使えます」

とアピールした。

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