賞味期限表示を「月単位に」 業界団体が食品ロス削減へ手引書

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   食品メーカーなどでつくる「製・配・販連携協議会」は2016年7月15日に総会を開き、加工食品の賞味期限表示に関する指針をまとめた「手引書」を公開した。賞味期限切れにともなう食品の廃棄処分など、いわゆる食品ロスを減らすことを目的にするもので、とくに比較的保存期間の長い加工食品については日付単位でなく月単位の表示を促している。同協議会の担当者はJ-CAST会社ウォッチの取材に、「(協議会に)加盟していない企業にも食品ロスの削減を訴えていきたい」と話した。

  • 日付単位だと1日過ぎたら即廃棄
    日付単位だと1日過ぎたら即廃棄
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小売り側にも「意識改革」求める

   手引書では、食品ロスを減らすためのさまざまな方法が紹介され、メーカーだけでなく小売り側にも不当な返品を防ぐための「意識改革」を求めている。4ページのパンフレットと「パワーポイント」のファイルで構成される手引書のうち、ファイルについては、協議会の公式サイトで近日中に公開される予定だという。

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