ふざけているのか、と怒る人も
まずは肯定派。
「私も会社の経営者ですが、本当に大きな会社からの封書は料金別納で来るのは当たり前の話で、それ以外は切手なんてそれこそ色んな物を貼って来ますね。40年50年前の記念切手を数枚貼ってくるところもあれば、ドラえもん切手のところももちろんあります。なんといってもシールになってるので水につける手間が省けるのがいいと思います」
「実際にビジネスで使っていますし、ドラえもん切手で封書が届くところもあります。特に気にしません。というのも、何かの義援金だったり、色々あるじゃないですか。地域活性の為の~とか」
と、実際にそういうのが来るという例を示しながら「問題なし」とする。
しかし、多くはNG派。
「わざわざドラえもんの絵柄の切手を使うということからして、ビジネスの常識を逸脱しています。そういうものはプライベイトでしか使うべきではないです。『ほっこり』なんてものはビジネスに求められていません」
「相手がアニメなど子ども向けの商品を扱う会社だったり、外資系の外国人が多くいる会社だったら、いいかもしれませんけどね。そういう遊び心のない会社はまだまだ日本には多いでしょう」
「テレビ朝日や東宝等の関連企業なら、まだいいけどライバル企業宛に出すのはいけませんし、確かにホッコリする人もいる反面、ふざけてるのかと怒る人もいるでしょう」
などと手厳しい。
コラムサイト「HappyLifeStyle」でも、
「一般的ではない切手を見た担当者は、差出人に変わったイメージを抱く場合があります。真剣にビジネスをしようとする姿勢を疑われ、ビジネスの妨げになることもあるため、注意が必要です」
と警告、
「ビジネスで使用する切手は、普通のタイプを選びましょう。地味な切手で十分です。目立たせるのは、切手ではなく、書類の中身です」
とアドバイスしている。(MM)