日産自動車は、2016年4月時点での国内の女性管理職比率が9.1%だったと、6月27日に発表した。前年度の8.2%から0.9ポイント上昇した。管理職以上の女性は242人となり、女性従業員の約8人に1人が管理職。また、女性管理職の4人に1人が部長級以上として活躍している。
ダイバーシティに力入れ
日産は、専門組織「ダイバーシティ ディベロップメント オフィス」を2004年10月に設立し、多様な人材の活躍推進を図るダイバーシティに積極的に取り組んできた。その結果、設立当初1.6%だった女性管理職比率は、10年以上に及ぶさまざまな女性従業員の育成支援活動によって5倍以上になった。
同社は、「2017年までに女性管理職比率10%」という目標を掲げている。