深夜や早朝に小腹が空いたら、コンビニへ買い物に行く。元日からデパートでセール品を物色する。レストランでは10分と待たずに料理が運ばれてくる......。現代の日本は、「便利」に特化している、ともいえる。
一方で日本人は、残業が常態化し休日まで仕事で追われるなど、「働きすぎ」を指摘されて久しい。そんな「働きすぎ」について、「便利な世の中」を求めるからではないかという問題提起がツイッターでなされ、その因果関係をめぐり議論に発展している。
すぐ怒る人が休ませない
議論の火種となっているのは以下のツイートだ。
日本人は働きすぎっていう人、コンビニが夜11時に閉まったら怒るんだろ?電車が1時間に1本だったら怒るんだろ?デニーズ行って30分待たされたら怒るんだろ?Amazonが土日休みだったら怒るんだろ?蛇口ひねって水が出てこなかったら怒るんだろ?すぐ怒る人が沢山いるから皆休まないんだ。
— は * る (@PlasterStar999) 2016年6月10日
問いを受け止めたユーザーからは、
「その通りです。不便を受け入れることも大切」
「世の中、あまりにも何でもかんでも24時間365日営業になりすぎだと思う」
と、賛同の声が上がる一方、
「営業時間長くても、きちんと人が割り当てられて交代され休暇取れてれば問題ないよね」
「営業時間減ったら労働時間減るんじゃなくて、人手が減らされるだけだと思うけど 10人で100の仕事をしてたのが5人で50の仕事になるだけじゃないかなー」
「営業時間中に仕事するのは当たり前だろうに。対価に対して過剰なサービス求めるのが問題であって言ってる事が的外れすぎる」
など、的外れと切って捨てる意見も。中には、
「労働時間外で働きすぎだからコンビニが早く閉まったら困るんだ、電車が減ると困るんだ、空いた休日配達来ないと困るんだ」
と、「働きすぎ」ゆえに「便利さ」なしには生きていけない、という悲痛な訴えも寄せられている。
働きすぎと便利な現代との関連、あなたはどう捉えますか。(MM)