向こう5年はお腹空かない
香港ディズニーは、「世界一小さいディズニーランド」と言われており、アトラクションの数も東京と比べて少ないです。そのため、夕方にはすべてのアトラクションに乗り終えてしまいます。
その頃には、園内のお客さんの数はさらに減っており、スペースマウンテンやバズ・ライトイヤーのアストロブラスターなどの、東京ディズニーにもある人気アトラクションすらも待ち時間がほぼゼロで、繰り返し何回でも乗れます。
夜になるとパレードがあり、シンデレラ城ならぬ「眠れる森の美女の城」にプロジェクトマッピングで雪の女王が投影され、氷の城が再現されます。
こんな感じで、1日フルコース山盛り一杯ディズニーランド体験すると、さすがにお腹いっぱいになり、向こう5年くらいは行かなくてもいいか、くらいの感覚になります。東京ディズニーランドは、混雑のゆえにあまりアトラクションに乗れず、次はアレに乗りたい......と空腹感を残して帰り道につかせるところが、人気の秘訣なんでしょうね。
香港ディズニーランドは、規模や清掃の行きとどき具合、スタッフのやる気などの面で、東京ディズニーランドと比べてかなり「夢の国度」が落ちます。ただ、現実に、東京と同じアトラクションに同じ値段で待ち時間ほぼゼロで乗れるというメリットがあります。
現実派で、夢の国を効率よく体験したい皆様におすすめです!(森山たつを)