ソニーの平井社長、役員報酬5億円超 3期ぶり黒字で大幅アップ

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   ソニーの平井一夫社長の2015年度の役員報酬が、5億1300万円だったことがわかった。同社は2016年6月17日、関東財務局に16年3月期の有価証券報告書を提出。それによると平井社長の報酬は14年度より3億円強増えて、役員報酬の開示が義務づけられた09年度分以降で同社の最高額となった。これまでの最高額はハワード・ストリンガー前最高経営責任者(CEO)に支払われた4億800万円(10年3月期、子会社からの報酬を含む)だった。

副社長2人も1億円以上

かつての輝きが戻ったのか
かつての輝きが戻ったのか

   役員報酬が1億円を超えた役員は、平井社長を含め3人。吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO)が1億4700万円、鈴木智行副社長が1億3600万円だった。

   ソニーは2016年3月期連結決算の税引き後利益が3期ぶりに黒字になり、業績回復が役員報酬に反映されたとみられる。

   企業情報の東京商工リサーチによると、16年3月期決算の有価証券報告書は6月17日17時までに、上場企業2451社のうち111社が提出。このうち、1億円以上の役員報酬を受取った役員の個別開示を行った上場企業は7社、人数は24人だった。

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