イケアのチョコ72万個を自主回収 「乳」混入でアレルギーのおそれ

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   家具大手のイケア・ジャパンは、仙台、横浜、大阪などの国内8店舗で販売した「CHOKLAD MORK」(ダークチョコレート)と「CHOKLAD MORK 70%」(カカオ70%ダークチョコレート)の2商品、計72万個をリコール(回収・返金)すると、2016年6月14日に発表した。アレルギー物質のうち「乳」についての説明表示が不十分で、乳アレルギーをもつ人が食べると症状が出るおそれがあるという。

食べた男児に急性反応

乳が混入か
乳が混入か

   カカオ70%ダークチョコレートは2014年7月に、ダークチョコレートは14年12月に発売、16年5月末まで売られた。販売時期にかかわらず、すべてリコールの対象とする。

   イケアによると、16年4月、9歳の男児が食べて急性アレルギー反応の「アナフィラキシーショック」を起こした、と購入客から連絡があった。商品の原材料に乳は含まれていないが、海外の委託工場で混入した可能性があるという。同社は、商品やレシートを店舗に持参すれば、代金の返金に応じる。

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