第三者ならずとも「目に余る」 「わが社のマスゾエ」報告続々

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   家族と泊まったホテル代、飲み食いの費用、漫画「クレヨンしんちゃん」や美術品の購入代金などを政治資金から支払い、「公私混同」と指弾されている東京都の舛添要一知事。2016年6月6日に開いた記者会見では一部の支出について「違法性はないが不適切」と認めたが、当然こんな答えで都民、国民が納得するはずもなく、批判の声はやむ気配がない。

   一般企業ならば、会社の金を私的に使ったのがばれたら業務上横領で即刻クビ、刑事罰にも処されそうだが、実は「会社のマスゾエ」はあちこちにいるらしい。

会社の金で社内接待も

都知事の名前が「ケチ」の代名詞に
都知事の名前が「ケチ」の代名詞に

   今回の問題を受けて、ツイッターでは「わが社のマスゾエ」報告が寄せられている。

「ワンマンふりかざして誰も見てない所に毎月アレンジフラワーを1万掛けて置いたり、頼んでないのに狭いフロアに加湿器8台も買ったり、若い女子の新入社員に勉強のためにと買った本を会社扱いじゃなく個人の持ち物にしたりと横暴極まりない役員のことをマスゾエと呼んでいる」
「会社で1番怠惰で、毎日2時間ぐらいは愚痴に費やし、何も解決せず、私が何をやってるかなんて理解しないのは社長で、これが自分に絶対の自信があると言う、まるでマスゾエだ!明日からマスゾエと呼ぶ」
「(夫の会社の)社長は、税金か会社の金かという大きな違いはあれどマスゾエにそっくりらしい。自分やお気に入り社員なんかには経費(捻じ曲げて...?)ばんばん使うけど(もちろん自腹は切らない)その他の事や人にはほんと吝(しわ)いそうな」

   「舛添る」「ゾエる」といった新語も誕生。

「ますぞえ・る【舛添る】[動ラ五]1公金を横領する。公私混同する。嘘をつく。開き直る。嘘を隠す為にさらに嘘をつく。部下のせいにする 2仲間と共謀する(秘書・会計責任者・家族など)。権威を笠にあらゆる嘘をつく。白紙領収書や数字の改竄を行う」
「ゾエる →→→ 他人に厳しく、自分にユルユルな行為」
「【つかってみよう】(1)身銭を切らない友人に『(マス)ゾエったな!!!』(2)ケチな上司に『(マス)ゾエるの勘弁すよ?!』(3)公私混同気味の先生に『パワゾエ!!!』」

と、案出された意味や用例がまるで「大喜利」のように投稿されている。

   舛添都知事に対する国民の怒りは高まる一方。ムカつく公私混同社員には「それ、マスゾエってますよ!」と言ってやろう。(MM)

姉妹サイト