面接の切り札は「東堂尽八」キャラ 「天はオレに内定を与える!」

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   2017年卒の就職活動がいよいよ本格化。すでに何社もの面接を受けている学生も多いのではないか。失敗をしないかと緊張したり、一社落ちると次が怖くなったり、面接というものは、受ける側にとってどうしても自信満々とはいかないもの。 しかし世の中には剛の者がいて、おずおずびくびくとすくみがちな面接を、意外な方法で堂々と勝ち抜いているようなのだ。

いま企業に求められる人材は

アニメキャラになりきって勝つ!
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   この「意外な方法」は、ツイッターで紹介され、注目を集めている。

   つまり、礼儀正しく控えめに自己アピールするのではなく、「私はこんなにすごいのよ。どうして採用しないの?」と、一種の上から目線で相手を呑んでかかるというのだ。ツイートに名前が出ている「東堂尽八」とは、自転車競技を描いた漫画『弱虫ペダル』に登場するキャラクター。ナルシストで自信満々な性格で、

「登れる上にトークも切れる!!更にこの美形!!天はオレに三物を与えた!!箱根の山神天才クライマー東堂とはこの俺のことだッ!!よろしく!!」
「俺の登りは森さえ眠る だから俺のことを皆は言う "眠れる森の美形(スリーピングビューティー)"スリーピングクライムの東堂ってな!!」

など、自分の魅力を吹きまくる吹きまくる。そういうキャラが憑依したようなテンションで面接に臨めば連戦連勝、とツイッターの主たちは報告しているようなのだ。

すごい......めっちゃ採りたい

   にわかに信じがたいような話だが、ツイッターでは他のユーザーからも、

「私の新卒のときの就活もこんな感じで内定もらいまくった 就活マニュアルとはいったい何だったのか」
「私もそういや就活の時グループ面接とかグループワークで空気読まずに『我を見よ!』『我天下なり!』な態度でいったら全勝だったから世間は東堂尽八を求めてるってのはほんとだと思う」
「バイトの面接行くとき私もそんな感じだけど未だに落ちたことないからマジ東堂尽八は求められてるよ」

など、成功体験談が相次いだ。

   採用する側の社会人からも、

「Officeも使える上に資格持ち!さらにこの美貌!就神○○とはこの私のこと!!とか言うのかな......すごい......めっちゃ採りたい......」
「就活中のみんな、東堂尽八のテンションで面接に臨もう。見ているとおとなしい印象が多い...いや、おとなしいというより反応が薄くて話を聞いてくれてるのか心配になる。『ふむふむ、なるほどそういうことかね。ならんよそれはならん!』位の武士なテンションが欲しい」

と、歓迎のコメントが寄せられている。

   東堂尽八を知らない、あるいはそこまでなりきるのが難しいという人からは、別のキャラを推す声も。

「私は蓮城寺ベルだと思って面接に挑むよ」(蓮城寺べるはアニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』に登場するキャラクター。プライドが高く女王様気質=編集部注)
「それよりライアンの方がいいんじゃないかな???『ハーイ注目!俺を取らないなんてありえねえよな?』」(ライアンは『劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-』に登場するライアン・ゴールドスミス=同)

と、東堂同様のポジティブキャラで勝負に出る模様。

   どうです、あなたも試してみますか?(MM)

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