内発的動機づけがないと
あなたは、どのランクですか? マネジメント理論も進化しています。社会が貧しい時代は、よい給料や、充実した福利厚生といった外発的動機づけが有効でした。しかし、全体的に生活が豊かになった時代の若手ビジネスパーソンは、内発的動機づけによらなければ動きません。その中でも大きなものは「成長欲求」です。若手は、仕事や人間関係を通して「成長したい」のです。上司との飲み会が内発的成長欲求を満たすものであれば、喜んでついていきます。
ちなみに筆者は、自分もダイヤモンド・ヤキトリ上司の一人だと確信していました。しかし、実際に部下を飲みに誘ってみたら(4)のベーシックでした。反省の日々です。 それでは、どうすればダイヤモンドやプラチナになれるのでしょうか? 筆者の調査に基づいて心得をまとめてみました。
(1)心豊かに、穏やかな気持ちで人に接すること
調査では、「気持ちが安定していて、考えや感情がくるくる変わらないこと」が上司に最も求められる資質でした。
(2)志を持ち、社会に貢献したいという気持ちがあふれていること
調査では、ヤキトリ上司は坂本龍馬、吉田松陰、西郷隆盛、上杉鷹山らが大好きです。視野が仕事の範囲に限られず、広く社会にまで及んでいると、若手も刺激を受け、自分の成長につながると感じるでしょう。
(3)正直であること、うそをつかないこと
部下は上司に誠実であることを求めます。公私混同を疑われるようでは、ヤキトリ上司失格です。とにかく仕事への情熱と誇りを持って生きることです。
このほか部下とのコミュニケーションにおける伝える力、聴く力も大事なスキルと言えるでしょう。(佐藤隆)