無料通話アプリ「LINE」は、今や電話やメールに代わる連絡手段として、業務連絡に利用する人も増えてきている。グループチャットで同時に複数人と連絡が取れるという利点もあり、会社の部署単位で、あるいは同期仲間でグループを作っているという職場も少なくないだろう。
しかし、人の往来が忙しいこのご時世、仲間が職場を離れることも頻繁に起きる。そこで、当然のごとく「退職したら退会するか否か」という問題が浮上してくる。
のぞき見されているみたい
Q&Aサイト「発言小町」に、「退職したのに職場のLINEグループを抜けない人」についての相談が投稿されている(2016年4月15日)。
派遣社員として働く投稿者。大量採用だったため同期が30人ほどいて、LINEグループで研修や仕事の情報交換、飲み会の打ち合わせ、雑談などをしているという。
そのグループに、本人の都合で退職した人が「退職の挨拶をLINEでしたあともグループを抜けずに、ず~っと数か月も居座って会話を見続けているようです(既読の数でわかります)」。
という事情が生じた。退職者を同期の飲み会に誘うこともないし、誰かと連絡を取りたいなら個人的にやってほしいと憤懣を抱える投稿者、「関係ない人に職場の会話をのぞき見されているようなのはあまり気分のいいものではありません」とぶっちゃける。
嫌だ嫌だと思いつつ、グループの管理者ではないので口出しはできないそうで、「辞めたのに前の会社のLINEグループに残り続ける人の心理って何なんですか?」と、胸の内を吐き出して意見を求めている。