主役を食う勢いの山岸くん
山岸の恐ろしいまでの「ゆとりモンスター」っぷりに、1話目から茶の間は騒然。ツイッターでは、
「いくら何でも太賀さんみたいなあんな若い社員いるかな? 私は見たことがない」
「こんなヤツいるのかと思うと同じゆとりと思いたくない」
「わたしも平成生まれだけどあんなにひどくないぞ」
など、すさまじすぎる、現実離れしている、という声が相次いだ。
しかし、実際に似たようなモンスターに悩まされているという職場も少なくはないようだ。
「あのゆとりモンスターのやってることの、もうちょっとゆるいバージョンを、後輩が直属の上司にやってる。気に入らないことあると『それパワハラですよ?』みたいな」
「先週金曜日、遅刻早退を繰り返し、注意した上司に口もきかない問題社員に、坂間君と同じ様なこと言って"指導"してたんです。そー言えば、彼女もゆとり世代」
「太賀くんのゆとりモンスター役、デフォルメし過ぎって思う人は幸せな人。実際居るからね......」
学生からは、
「俺らが就職するときにはゆとりモンスターの上司がたくさんいるんだろうな」
というため息も聞こえてきた。
主役の3人を食う勢いの山岸だが、第4話(5月8日放送)では、飛び込み自殺した同世代の若者の家に、坂間に連れて行かれ、仏前で涙をこぼすシーンもあった。
ついに改心したのか。それとも「モンスター」のままなのか。(MM)