「いいかげん仕事くれ」 新入社員が涙する「お客さん扱い」地獄

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ツイッターにも哀訴相次ぐ

   「入社したはいいが、仕事がない」という状態はレアケースではないらしい。

   ツイッターを見ても、

「先輩や上司が忙しいようで新入社員への指導まで手が回らないらしく、ずっと放置されてるからクッソ暇なんだよな」
「仕事がなさすぎて暇すぎて、ぼーっとすることしかできなくて、絶対新人何遊んでんだよって思われてる。つらい。仕事ください」
「仕事ね、暇なんだ。それかなり辛い、新人だもの。棒立ちよくないから、仕事ありますかって聞いても、無いよ。って。なんやねん、休ませろ」

などなど、新入社員からの「暇」に対する哀訴が散見される。

   「ダイヤモンド・オンライン」には、社員数30人規模の広告代理店に新卒で入社し、以後2年近くろくに仕事を与えられず放ったらかしにされた男性の体験談を紹介した記事(2015年9月8日掲載)が掲載されている。

   その中で、筆者のジャーナリスト吉田典史氏は、新入社員が仕事のない状態に置かれることについて、中小・ベンチャー企業は新卒採用より中途採用に重きをおいてきたため新入社員の定着や育成のノウハウがまるでない、それが放置の原因と指摘する。

   さらに、いつまでも社員教育の制度が整わないのであれば、「タイミングを見計らい、きちんとした会社に移るべきなのではないだろうか」と、人材育成のシステムが整った会社へのシフトを勧めている。(MM)

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