「置かれた場所で咲いていい?」 後輩に抜かれ続け社員にどう答えよう

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

「自分には何かがある」

   当JCAST会社ウォッチは、成功をおさめた人でも過去には「後輩に抜かれる人生」を送っていた時期があるというエピソードを紹介して、質問者のような「自分は自分なりに」社員への激励としたい。

   「ワイルドだろぉ?」のギャグでおなじみのお笑い芸人、スギちゃんだ。

   夕刊フジのサイト「ZAKZAK」に連載された「私の逆境時代」(2014年9月5日掲載)によると、スギちゃんは名古屋よしもと所属時代にコンビを組んでいた。

「養成所で若手のライブがあって、5週連続で勝ち抜けば劇場に上がれるシステムだったんですが、同期はどんどん上がり、後輩には抜かれるばかり。結局勝ち抜くのに1年半かかりました」

と後塵を拝し続けたエピソードを告白。しかし、

「後輩に抜かれても、楽しくやってました」

という。

   その後、事務所を解雇されコンビも解散するなど苦境に立たされ続けたが、2011年、占い師のゲッターズ飯田さんのアドバイスで、それまでの「杉山えいじ」から「スギちゃん」に芸名を変更。直後にピン芸人のコンクール「R-1ぐらんぷり」で準優勝する。

   スギちゃんは、

   「自分には何かがあるという感触がありました。それが支えてくれたのかな」と振り返る。

   今は後輩に追い抜かれ続けて鬱々としている人も、自信を失わずに仕事を続けていれば、「置かれた場所で咲ける」日が訪れる可能性がある。(MM)

姉妹サイト