誰も教えてくれないから怖い
マナーや言葉遣いは時代と共に変化をするもので、間違った使い方であっても、みんながそれを当たり前のように使えば市民権を得て「OK」となることはあります。しかし残念ながら、スーツとリュックサックの組み合わせはまだ市民権を得るほどには浸透していません。特に社会人1年目の皆さんには、どこで誰と会っても恥をかかない、ビジネスマンにふさわしい正式なスタイルを覚えて欲しいと思います。これは服装だけでなく、言葉遣いや電話応対、来客応対なども同様です。
ビジネスマナーの怖いところは、誰も「あなた、マナーないですね」と面と向かって言ってくれないことです。気づかぬ間に「マナーのない人」と認定されないよう、服装にしても言葉遣いにしても、それぞれの意味を理解して使用することが大切です。
フレッシュマンに正しい指導ができるよう、この記事が先輩や上司の皆様のビジネスマナー振り返りのきっかけになれば嬉しいです。(篠原あかね)