そんな会社、行かんでよろしい
この記事について、早稲田大学教授の小塩真司氏はツイッターで
「学力試験かどうかなんてくだらない偏見を捨てないと優秀な人物を逃すことになるよ」
とコメント。静岡大学教授の小二田誠二氏も、
「大学でフィルター、入試方法でフィルター。判断停止してるのは誰?」
と、推薦入試というだけで問答無用と評価を下げる企業に対する批判を投稿している。このほか、
「『AOか推薦入学です』と答えると連絡がなくなる企業なんぞ行かんでよろしい。そんなクソな企業ツブれてよろしい」
「推薦だからって落とすのは差別と同じだし、中には受験組よりも努力してる人だっている。面接で一般か推薦かなんて聞く方が頭おかしい。その人物を見抜けない企業側に責任があると思うけどな?」
など、ネットには怒りの声が満ちみちている。
一方に、
「うちの常務も採用のとき、高校と大学の偏差値の差が大きいときは推薦かどうか聞くし、なるべく避けるって言ってたな」
と、採用現場の内幕を明かす報告もあれば、
「今まで入試したこと無い自分は底辺」
「AO入試だけど一般入試組として答えることにします」
と、すっかり意気消沈したり、卑屈になったりする人もいた。
もちろん、高城氏が言う通り、採用の場で本当に重要なのは入試における選抜方法ではなく「学生時代に何をしてきたか」だろう。「推薦AO組はいい意味で面接で裏切らないとな」というツイートもあり、「推薦組は使えない」なんて先入観を吹き飛ばすような心意気が、就活生には必要ということかもしれない。(MM)