我々は現実を見ているか 「この国すげー」連発に感じ取れるものは

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現実から目を背けずに

   中国をはじめとするアジア諸国の人たちにいろんなものを爆買いされ、自分たちの給料は下がっていき、年金も減り、社会保険料や消費税は上がっていく。そんな下り坂で、自国の有名企業が他国に買収されたり、これまで貧困国だとばかり思っていた国が自国より豊かになったりするのをテレビやニュースで見るのは辛いことかもしれません。

   でも、現実から目を背けてもしょうがない。その現実を踏まえて生きていかなきゃいけないのです。

   幸い、我々には、そうやって追い抜いていく他の国々を利して自分たちが稼ぐ手段もあります。彼らと協力して一緒に多くの人たちが喜ぶ事業を営むこともできます。

   実態のないテレビの慰撫に満足するのではなく、ぜひ、現実の日本とアジアを見て、それを利用して楽しく生きていけたらなと思います。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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