人に感謝し、身体を動かす
若い体力の秘密については?
「遅く帰ると、女房が箒の柄の部分で、足や頭を叩くんです。だから叩かれないように横に避け、ジャンプして足を叩かれないようにしています。」
と、すべて奥さんのおかげと考え感謝している。
アルバート・エリスの認知理論のとおり、同じストレッサーがあっても「認知(受け止めかた)」によりストレス反応は異なります。
哲学者ソクラテスの妻「クサンチッペ」は有名な悪妻です。ハァさんは、クサンチッペ的奥さんと暮らしていても「自分が健康なのはストレスを与えてくれる奥さんのお蔭」と感謝しています。自己成長の糧と思って暮らしています。だから職場では「ソクラテスのハァさん」と呼ばれているのです。一方、奥さんの方は、運動不足と栄養過多で「メタボ」になったそうです。
ハァさんのように人に感謝し、身体を動かして暮らすことが、一瞬にしてできる最強のストレス・コントロール方法のようです。(佐藤隆)