経営再建中の東芝、ボーナス最大50%減額で労使妥結 定昇は維持

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   不正会計問題を受けて経営再建中の東芝は2016年3月16日、ボーナスを昨年と比べて最大で50%減額することで労使が妥結した。所属部門の業績に応じて差が出るが、最も低い場合は年間で2か月分ほどになる見通し。定期昇給は維持し、大卒・高卒の初任給もそれぞれ1000円ずつ引き上げる。

   東芝の労働組合は、業績不振を受け、電機各社の労働組合で組織する「電機連合」の統一交渉から同社として初めて離脱。統一交渉の要求するベースアップを見送り、経営側と個別に交渉を続けていた。

   東芝は執行役や役職者などの幹部報酬についても検討中で、16年3月18日開催の事業計画説明会で発表する。

東芝社員ならずとも、ボーナス半減は痛い
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