子供を持つ共働きの家庭では、子供が不意の病気になって、父母どちらかが急に仕事を休まざるを得ないということがしばしばある。
「子供が小さいうちは仕方のないこと」で済まされることも多いが、さて「子供が小さいうち」とは、具体的にはいつぐらいまでと考えられるのだろうか。
つきっきりの必要はあるのか
Q&Aサイト「発言小町」に、子供の病気で仕事を休むことについての質問が寄せられている(2016年2月24日)。
投稿者は、
「子供の年齢が何歳までならお休みを取りますか?」
「子供の病気が理由で休んでいるときって、どんなことをしてますか?」
の2点を質問。
投稿に至った理由として、「病院は一人で受診できる年齢を何歳とみているか。ちなみに、小児科の医師は小学校に入れば1回目に親ときたら2回目以降は一人で来れるだろうとおっしゃってました」と「子供の看病って、ずっとしているわけではないし乳幼児でない限り、ずっとつきっきりでいなければいけないことってないと思います」を挙げている。
むしろ年齢よりは症状が重要
回答者からは、
「小学校3年生くらいまで。一人っ子、周りに協力してくれる親族なし」
「休みがとれるのでしたら、小学3~4年生くらいまでだったら休むと思います。それ以上は病気の程度によりますね」
「明確に決めているわけではないですが、小6までかな~。インフル等の急性期の場合は中学でも高校でも休みをとりますが、普通の発熱くらいなら小6ですかね」
「小児科は何歳までか知っていますか?14歳までは小児科なんです。それを思うと中学生までは付き添いは必要かと思ったりします」
などと、年齢では、やや不揃いのアドバイスが寄せられた。
ただ、年齢よりは症状が重要という意見が大勢で、異常行動が心配なインフルエンザや、高熱、下痢、嘔吐など重い症状の場合、また感染症の場合などは、何歳だろうが一人で出歩かせない、という声が多く寄せられている。
復帰初日は残業覚悟なのだから
休んで看病している合間にしていることについては、家事、持ち帰った仕事に加えて、
「少し良くなったからといって起き上がってゲームなんぞしないか注意してます」
「平日に家にずっといることがめったにないので、銀行とか役所関係の平日限定の用事も片付けます」
「仕事復帰1日目は残業覚悟なので、それに備えて家の中の物事を整えます」
という例が投稿された。
職場に子供の病気で休みがちな同僚がいるという人や、将来、共働きで子供を育てていく予定という人にも、参考になりそうなトピックだ。(MM)