先日、ロート製薬(本社・大阪)が、他社やNPOなどで働ける「副業制度」を導入したことが話題になった。各社の報道によれば、制度は「勤続3年以上の国内正社員」が対象。本業に差し障りない範囲で、人事部が認めた副業を許可するという。
今やネットを使えば、アフィリエイトやフリマでの収入、果ては『ライター』や『◯◯アドバイザー』や『コンサルタント』など、自由に仕事を創造できる時代。ビジネスパーソンらは、ロート製薬の取り組みをどう評価するのか?
「大手でも安定ってわけじゃないんだな」
ロート製薬の「副業」許可制度には、
「ああいう大手企業が副業OKと明記する影響力って大きいと思うので、こういう流れが一般的になると良いなと思っています。すごーい!」と、賞賛するツイートもあるが、慎重な見方も。
「ロート製薬みたいな大手でも、副業を解禁し始めた。大手でも安定ではないことが、本格的に露呈され始めてきたのだろう。個人で稼ぐ力を持っていないと、これからの社会では通用しなくなる」とか、「どんどんこういう会社が増えてくだろうな。今までの安定が安定ではなくなってくる」など、大企業でも安泰ではなく、『個人の実力が問われる時代になる!』と、予測するつぶやきも結構あった。