「海外で働きたい日本人」へのニーズ タイの現状は?

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日本人の雇用状況は

   このように、景気は暗雲が立ちこめているものの、雇用の面はあいかわらずの好調であるタイ。雇用が景気の遅行指標だからなのか、今後のASEAN統合を見据えてのものなのかは分かりません。

   最後に、タイでの日本人の雇用状況について聞いてみました。

「景気低迷から一部採用を手控える動きがあります。しかし、日系企業の現地化の大きな流れと景気低迷によるコストダウンの必要性からコストのかかる現地駐在員を減らして、そこに現地採用の日本人マネージャーを代替要員として採用するというニーズは増えています。
   そんな背景から日本人の求人は現状以上に増えていくものと思われます。パソナタイランドとしても、タイで働きたい日本人、大募集中です」

   景気が悪そうでそうでもない、政権が混乱しているようでなんとかなっている、そんな不思議な国タイ。

   住みやすさは東南アジアでも屈指ですので、海外で働く事を考えている人は、是非一度訪れて見てください。(森山たつを)

森山たつを
海外就職研究家。米系IT企業に7年、日系大手製造業に2年勤務後、ビジネスクラスで1年間世界一周の旅に出る。帰国して日系IT企業で2年勤務後、アジア7か国で就職活動をした経験から「アジア海外就職」を多くの人と伝えている。著書に「アジア転職読本」(翔泳社)「はじめてのアジア海外就職」(さんこう社)がある。また、電子書籍「ビジネスクラスのバックパッカー もりぞお世界一周紀行」を連続刊行中。ツイッター @mota2008Google+、ブログ「もりぞお海外研究所
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