日本で初めてピザのデリバリーを始めたのは、アメリカ発の大手ピザ・チェーン「ドミノ・ピザ」である。以前、「デリバリーに30分以上かかったらピザ代無料」のキャンペーンをやっていて、覚えている人も多いだろう。
そんなドミノ・ピザのアメリカ本社「Domino's Pizza」が、ピザをより美味しく、効率よく届けたい、と独自に開発したのが、ピザデリバリー専用車「Domino's DXP (Delivery eXPert)」だ。このDXPに関するキャンペーンが、2016年2月22日から始まっている。
デリバリー特別仕様車
キャンペーンは、「Domino's DXP」に関してある投票を行う、というもの。現在、アメリカ国内の約1万2100店舗(直営店、フランチャイズの合計)の中で、ピザのデリバリーにDXPが使用されている台数はわずか約100台。
それもそのはず、このDXPは1台2万5000USドル(約280万円)だそうで、フランチャイズ店にとってはかなりの初期投資となる。しかし、そんなことより美味しいピザが食べたいピザファンは、最寄りの店舗にDXPを導入してほしいと熱望しているようだ。
Domino's Pizzaは投票の結果、選ばれた1店舗にこのDXPを1台贈呈するとして、2月22日から3月15日まで特設サイト上でキャンペーンを実施している。
投票方法はシンプルだ。特設サイトにアクセスし、郵便番号から自宅もしくはオフィスなどの最寄りの店舗を検索。候補がいくつか出てくるので、希望の店舗を選び右側の「Vote for this store」をクリックするだけ。どこの店舗にDXPが当たったかは、投票時に入力したメールアドレス宛に、キャンペーン終了後に通知がくる仕組みとなっている。
開発に4年かけたというDomino's Pizzaの本気がつまったDXPの特別仕様は以下の通り。