求める条件が「多様で複雑化」
それが、「普通のサラリーマンがいい」という女性の声に象徴されています。が、私が対談で、「普通のサラリーマンがいい、と答える女性が目立つ」と発言し、大木さんが「大手の結婚相談所で人気の男性は、東証一部クラスの大手企業の課長クラスで、年収600~700万円くらいの30~40歳」と応じ、さらに私が、昭和時代の「『良きサラリーマン』みたいな感じ」と返したことで、「『普通』のサラリーマンが、東証一部で年収600万円以上?」「絶望した」「理想が高すぎだろ」「普通のサラリーマンの理解が間違ってますよ」と、批判も頂きました。
うーん、そうではないのに。改めて、女性たちの「生の声」を伝えるのは難しいと実感します。女性も男性も、相手に求める条件が(金銭的な部分も含めて)「多様で複雑化」しているからこそ、今の結婚難が起きているのですが・・・そうした、価値観のすり合わせがもっと進めばいいのでしょうけれど、今回は私の「伝え方」が、下手だったと反省している次第です。(北条かや)