「いい捨て石になるには?」問いかけに沈黙
そして番組終盤、話題になっている小野アナの発言があった。
「実はこの番組を作ったディレクターも、ちょうど私と同じぐらいの世代で、気が付いたらタイミングがとっくに過ぎてましたっていう。『私たちは捨て石だと思うんですよ』と言うんです。『でも小野さん、いい捨て石になりましょうよ』と。『この無念をいいエネルギーにして世の中に貢献できること探しましょうよ』って言うんですね」
ゲストコメンテーターの面々に「いい捨て石になるには、どうしたらいいと思われますか?」と問いかけたところ、皆考え込んでしまい、スタジオはしばし沈黙。「捨て石」という言葉のチョイスに、ロンドンブーツ1号2号の田村亮さんは「ドキッとしますね」と率直な感想を述べていた。
その後、「企業が不妊治療で有休を取りやすいように」「不妊治療についてオープンに話せるような環境を作る」「周りに理解して寄り添ってほしいと思っている当事者がまず声を上げる」など、現状の改善策が話し合われ、番組は終了した。