「面倒から逃げない」就活生は強い その「面倒」とは何か
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利用する企業からすれば・・・

   「JOBRASS」「オープンES」が就活生にとって得をするのは、「普通さ」と向き合うことだけではありません。

   多くの就活生は、就活の売り手市場から、自身の就活もどうにかなる、と甘く見ています。

   そのため、ナビサイトはリクナビ、マイナビの登録をする程度。

   JOBRASSは見向きもしませんし、オープンESは面倒、という理由で作成しようとしません。

   しかし、JOBRASS登録とオープンES作成をしておけば、企業側は「面倒から逃げない」とそれだけで評価を上げます。

   特に、オープンESについては、過去の「紹介文騒動」が災いして、強く勧める大学はそれほどありません。

   ところが、利用する企業からすれば、オープンESができているだけで、学生の詳しい話が理解できます。

   このように、違う企業の就活サービスではありますが、3月1日の広報解禁前に着手しておくと、得をします。筆者は強く、そう思います。(石渡嶺司)

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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