「面倒から逃げない」就活生は強い その「面倒」とは何か
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   今回のテーマは「面倒から逃げない」です。

   混沌とした2017年就活もぼちぼち始まろうとしています。

   その中で、採用担当者から注目されているのが「面倒から逃げない就活生」です。

   そもそも論で言えばそうした就活生は毎年、少数派。

   今年も同様なのですが、この「面倒」が何か。

   今年の特徴は2点、それが「JOBRASS」とリクナビの「オープンES」です。

「JOBRASS」ってなんだ?

企業にとっての「普通」とは
企業にとっての「普通」とは

   JOBRASSはアイデムが2012年に開始した就活サイトです。

   大手企業がリリースした就活サイトとしては、今のところ、このJOBRASSが最後発。

   JOBRASSは、他の就活サイトとは使い方が全く異なります。

   リクナビやマイナビなど他の就活サイトは、学生の側が企業情報を一方的に検索するだけです。

   もちろん、マッチング機能などもなくはないのですが、主流というわけではありません。

   その点、JOBRASSは、大きく異なります。

   学生が企業の情報を検索・閲覧することが主流ではなく、その逆。企業が学生の情報を検索、気に入った学生に選考オファーを出すことが主流のサイトです。

石渡嶺司(いしわたり・れいじ)
1975年生まれ。東洋大学社会学部卒業。2003年からライター・大学ジャーナリストとして活動、現在に至る。大学のオープンキャンパスには「高校の進路の関係者」、就職・採用関連では「報道関係者」と言い張り出没、小ネタを拾うのが趣味兼仕事。主な著書に『就活のバカヤロー』『就活のコノヤロー』(光文社)、『300円就活 面接編』(角川書店)など多数。
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