「表情が暗く、前向きな姿勢が感じられない」 こんな「第一印象」与えないために必要なコト

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   新年度から新しい環境で働きたい、と「転職活動」を活発化させている人もいるだろう。厚生労働省が2016年1月にまとめた「一般職業紹介状況」によると、15年12月の有効求人倍率は1.27倍で、前月に比べて0.02ポイント上昇。正社員の転職市場も活況で、「今のうちに」と、ひそかに転職計画を進めている人が、周囲にもいるかもしれない。

   転職が見事「成功」した場合、新しい職場で好スタートを切るには、少しでも良い第一印象を与えたいものだが、そのためには、いったいどんな点に気を付けるとよいのだろうか。

とりあえずやっぱりダイエットしなきゃ・・・

まずは挨拶
まずは挨拶
「そろそろ転職先での初めの挨拶考えないと・・・」
「第一印象が悪いの分かってるから、転職するなら、とりあえずやっぱりダイエットしなきゃだよなぁ・・・」

   ツイッターでは、転職先での挨拶や、第一印象アップに関する悩みを投稿する人が結構おり、気にしている人が多いテーマのようだ。どんな項目が第一印象を分けるのか、についてはこんな調査結果がある。

   転職支援サービスを手がけるエン・ジャパン(本社・東京)が、自社サイトの利用者9232人を対象に行ったウェブアンケート(16年1月28日公表)で、「第一印象が良いと思った転職者に出会ったことがある」人(8割)と「ない」に人、それぞれに対し、「良い・悪いと感じた点」を尋ねた(複数回答)。

   「第一印象が良い」と感じる点の数字でみた上位3項目は、「挨拶」(「良い」:62%、「良くない」:31%)、「表情」(同:60%、30%)、「姿勢・態度」(同:52%、36%)だった。逆に、「自己紹介の内容」(同:11%、8%)や「仕事への積極性」(同17%、19%)などは、気にする人がやや少ないようだ。

   「第一印象が良かった点」の自由コメントでは、「ハキハキとしていて、元気があってよかった(28歳/男性)」、「にこやかな表情と本人から出てる雰囲気がいいと好感度がいいです(37歳/女性)」など、「態度」が重視されている様子が伺える。

「部活かよ・・・」

   一方、「悪かった点」は、「覇気がない(39歳/女性)」、「表情が暗く、仕事への前向きな姿勢が感じられない(31歳/女性)」、さらには「新人の立場で、周りの人達に自分から挨拶に行けない人は、仕事を教える以前の問題として、人として好感が持てない(37歳/女性)」など、手厳しいコメントが目立つ。

   ツイッターでは、この、「自分から挨拶に行けない人は(略)人として好感が持てない」というコメントを見て、「まじ怖い。部活かよ」と、「上下関係を重視しすぎるのも、いかがなものか」と言いたげな人もいた。

   一方、「転職の挨拶でYシャツにアイロンがかかってないヤツとか無理」と、服装面でのマナーを指摘する人もいる。最低限の清潔感は、必要そうだ。

「前の会社ではこうだった」

   では一体、どんな態度で臨めばいいのか?

   ツイッターでは、「前から転職して初日のあいさつとか、部署が一新されたときに、自己紹介では必ず『わたしは褒められて伸びる人なので、じゃんじゃん褒めてくださいね』って言ってる(半分本気で半分冗談です)」と、具体的な例をあげる人もいれば、「転職してきた人が必ず言う言葉。それは、前の会社ではこうだった、ああだった。そんなにいいなら戻れば、前の会社に・・・」なんて指摘もあった。(KH)

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